法務は自社の業務を
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刑法のゼミに所属し、他大学との討論会へ精力的に参加した学生時代。そこで身に付けたのは「法律は堅苦しくない、むしろ楽しい」という感覚。それが今の仕事を志す礎となった。気楽に真面目な話ができるエプソンの法務部門では、前例にとらわれず日々の業務をより良くするヒントを探求している。
法務部門での私の仕事のひとつに、株主総会の事務局運営があります。株主総会前には、株主に送る招集通知という冊子を作るんです。入社3年目で初めて担当した時、ただ法律に則った事項を書くだけではなく、株主が「ぜひ手に取って読んでみたい」と思う招集通知にしたいと提案しました。前年をただ踏襲して作るのではなく、他社の例を参考にしたり、他部門の協力を得たりすることで、自分なりに招集通知を新たな形にしていったんです。 2018年度の招集通知の作成は、他社では開示の少ない取締役会の実効性評価について図式化しました。先輩や上司に何度もアドバイスをもらいながら、何とか完成させました。この図が当社の統合報告書やホームページにそのまま使われたのはうれしかったですね。 他にも、ルーティーンの業務は前例を繰り返すだけでなく、もっと適切で効率の良い方法はないかと常に見直しています。
法務は、経営に関わる重要な役割を担っていますが、成果が見えにくく、ミスは許されないのが当然の仕事です。私はそういう点では、実は自信がありません。この仕事はつくづく向いていないというのが正直な気持ちです。それでも、向いていないなりに続けることで見えてくることがあるのではないかと思っています。仕事の上で成長を感じたり、些細なことでももっと良くできないかと考えたり、無駄なことはひとつもありません。改善の種は社員の皆さんが持っています。それを実現実行するとなると容易ではありませんが、高度な視点でアイデアを出して実行していけるようになりたいですね。
まずは法務部門の業務なら何でもできる、全てを知っているという状態を目指しています。法務の仕事は多岐にわたるので、決められたことをやって、法律の知識があれば良いというわけではありません。例えば株主総会の事務局業務では、企画力や、取引先や他部門との密な連携も必要になってきます。取締役会で経営者の考えを知ることができるのも貴重な体験です。会社のことが良くわかって、自分の視野が広がるので面白いですね。今後は、過去数ヵ月しか携われなかった社外との契約などを手掛けるチームでも再度働きたいですね。あとは人との関わりが多い部署にも興味があります。