実は、産業用ロボットでも
世界中のものづくりを支えているエプソン。
これまでは、主に精密機器の組み立て工程に対する
ソリューションを提供してきました。
それが今、生産プロセス全体の革新へと
広がろうとしています。

ロボット製造から、
製造ソリューションへ。

職人の高い技術で組み立てていた腕時計を、より多くのお客様に届けるため精密組立用ロボットを内製したこと。そこから、エプソンの産業用ロボットの歴史は始まりました。
現在では、多様な事業展開の中で培ってきた画像処理やセンシングの技術やノウハウを組み合わせ、より小型で、より高速で、より高精度なロボットを世の中に送り出しています。特に、製品の製造工程で使われるスカラロボット(水平多関節ロボット)では世界トップシェアを誇り(※1)、工場での労働力不足の解消や生産性の向上などに貢献しています。

※1:産業用スカラロボットの2021年の金額および数量ベースの出荷実績において(株式会社富士経済『2022年版ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望』調べ)

ただ、ものづくりの現場にはまだまだ多くの課題が山積みになっています。さらなる労働力不足、多品種少量生産の需要増、部品輸送による環境負荷、工場の分散化に伴う管理・サポートの遠隔化……これからは、「組み立て」という部分的な貢献だけでなく、製品生産プロセス全体に対してソリューションを提供し、解決できる課題を増やしたい。そんな思いから、エプソンが持つさまざまな技術や製品を融合させた挑戦的な取り組みが始まっています。

エプソンの力で、
環境に配慮したスマートファクトリーを。

例えば、小型射出成形機や3Dプリンターによる部品生産、小型な組み立てロボットによる製造の省スペース化、自律走行ロボットによる搬送の自動化に、インクジェット技術による梱包印刷も。部品生産から出荷まで、あらゆる製品生産のフェーズを1つの工場内で実現することで、生産プロセスを最適化した「小さな工場」を実現し、労働力不足の解消、輸送量削減や工場の省スペース化による環境負荷低減などの課題解決にエプソンは貢献していきます。さらに、このような「小さな工場」を分散配置することにより近消費地生産が可能となります。分散したそれらの工場を遠隔で管理・サポートするためのソリューションの開発も始まっています。
必要なものを、必要な時に、必要な量で、必要な場所でつくる。そんな「ものづくり」の実現に向けてエプソンはソリューションの開発・提供を進めています。

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