【動画】信州の土地で、グローバルに働き、豊かな人生を歩む

エプソンへの入社を機に、関東から信州へと移住した2名の社員に、信州長野での働き方、暮らしの魅力について伺いました。

世界に誇る技術を持つエプソンで、新たな挑戦を

営業本部 営業戦略/有村 啓太郎(右)
営業本部 海外営業/須藤 優理香(中央)
マイクロデバイス事業部 設計開発/中島 直樹(左)

まずは、みなさんがエプソンに入社された理由から教えてください。

有村:新卒で大手事務機器メーカーに入社し、複合機のソフトウエア開発やソリューションの企画を経験した後にエプソンに転職しました。転職のきっかけは、プリンティング領域でより専門性を高めたいと思ったことです。エプソンに転職していた知人から「オフィスプリンティング市場でテクノロジーシフトを起こそうと、新しい取り組みが始まっている」と聞き、自分が希望する挑戦ができると感じたのが決め手になりました。

須藤:私は2018年に新卒でエプソンに入社しました。大学時代の留学経験を通して、日本の技術やものづくりが世界で高く評価されていることを知り、「日本を代表する技術を持つ会社で海外営業の仕事がしたい」と志望していました。エプソンであればそれがかないますし、選考時に面接官が親身になってキャリアのアドバイスをくれたことに好感を持ち、入社を決めました。

中島:私は大学で電気・電子工学を専攻し、2019年に新卒で入社しました。エプソンに入社を決めたのは、プリンターやプロジェクターなどさまざまな領域でワールドワイドにものづくりをしているからです。福利厚生が充実していて有給休暇の取得率も高いので、仕事とプライベートのバランスを重視して働ける点にも魅力を感じましたね。

現在、どのような業務を担当していますか。

有村:営業戦略担当として、オフィス複合機市場で後発組であるエプソンが、ビジネスインクジェットプリンターで売り上げを伸ばすための戦略をソリューション軸で考えています。また、世界各地にあるエプソンの販売会社に対し、各拠点に合ったGo-to-Market(GTM)を策定するために必要な情報を、定期的にアップデートして伝達する業務も担っています。

須藤:私はスキャナーの海外営業を担当しています。海外にある販売会社と連携し、週次でミーティングをしながらその地域に合わせた販売戦略を練っています。担当エリアは中東で、昨年は1週間ほどUAEに出張し、現地の代理店の担当者と顔を合わせ情報交換を行ってきました。

中島:私はマイクロデバイス事業部の設計開発担当として、MEMS加速度センサーの開発に携わっています。今の部署に異動したのは昨年のことで、当初は設計仕様を満たしているかどうか、お客様に安心・安全に使っていただける品質が担保できているかどうかといった評価業務や不具合解析を担当し、現在はシミュレーションを駆使して素子設計の業務を担っています。

設計から販売までが一体となる組織力と、成長を見守るカルチャー

仕事のなかで、どんなときにやりがいや醍醐味を感じますか。

中島:私が担当している製品は海外のお客様が多いため、各国のユースケースを踏まえて仕様を検討しなければなりません。例えば、農業分野で使用される製品の場合、海外の農場の多くは日本の農場の数倍の規模であり、要求される仕様がまったく異なります。グローバル市場を意識しながら設計をするなかで、ワールドワイドなものづくりに携われることに大きなやりがいを感じています。

有村:国内におけるオフィス複合機市場は、一般的にはシュリンクしている印象があると思います。しかし、オフィス複合機市場はレーザー方式のシェアが大きく、インクジェットプリンターで置き換えていこうとしているエプソンにとっては成長領域です。昨年より今年、今年より来年と売り上げを伸ばし、市場シェアを獲得していく面白さがありますね。また、エプソンは企画、設計から調達、営業、そして販売会社まで、すべての部署が一体となってものづくりができているのが強みです。結束力のある組織のなかで、伸びしろのある事業を推進できることに、大きなやりがいを感じています。

現在は4名という少数精鋭でオフィスプリンティング領域のソフトウェアソリューション製品すべての営業戦略を担っていますが、今後はチームも大きくしていく予定です。大企業のなかで新たな組織づくりを手掛ける醍醐味も味わっています。

制度や環境面で、エプソンのどんなところに魅力を感じますか。

須藤:個々人のキャリア志向が尊重されることに魅力を感じます。私は入社当初ウオッチ営業を担当していたのですが、異なる領域でも営業スキルを磨きたいと思い、社内公募制度を使って現在の部署に異動しました。常に公募ポジションが複数開示されていて、チャレンジしたいポジションを選んで自ら希望を出すことができるのです。自身のキャリアを主体的に決められる環境に満足しています。

中島:私は、社員一人一人の挑戦が歓迎され、後押ししてもらえるカルチャーが好きです。実際に私の上司や先輩社員は「まずは挑戦させる。壁にぶつかって悩んでいたらアドバイスをする」といったスタンスで、私の成長を見守ってくれていると感じます。例えば私が失敗してしまったときも、「なぜ失敗したのかを一緒に考えよう」と寄り添ってくれるので、成長の糧にできています。

制度面では、リモートワーク制度が整っている点も魅力です。先日の大型連休で東京の実家に帰省した際には、連休の合間の平日はリモートワーク場所として承認された実家で仕事をしました。柔軟に働けるので助かっています。

信州の大自然を満喫し、仕事もプライベートも充実させる

みなさんは、エプソンに入社するのを機に信州に移住されたそうですね。移住に不安はありましたか。

有村:40年間、東京で暮らしていたのですが、もともとアウトドア好きで長野によく訪れていたこともあり、大きな不安はありませんでした。唯一、冬の厳しい寒さが気掛かりでしたが、実際に住んでみると想像していたほどではなく、過ごしにくさは感じません。キャリア面でも、エプソンにやりたい仕事がありましたし、今の時代どこにいてもグローバルな仕事ができるので、東京に固執する必要はないと考えました。

須藤:私はむしろ、本社が長野にあることが入社の後押しになりました。大学まで埼玉県で過ごしてきたため、他の土地で暮らすことにも興味があったのです。

入社当初の配属は新宿事業所だったのですが、毎日混雑した満員電車に乗らなければならないことに少なからずストレスを感じていました。今は長野県内の広丘事業所に移り、松本に住んでいます。松本はとても暮らしやすいですし、車で10分ほどでオフィスに着くのでストレスがありません。

信州から世界へ。グローバルな仕事とストレスフリーな働き方

信州での暮らしはいかがですか。

有村:休日は、釣りやランニングをしたり、初夏から秋にかけてはバイクや自転車に乗ったりと、アウトドアを満喫しています。東京に住んでいた頃は、ツーリングに行く際には数か月前から計画を立て、当日も渋滞を避けるために朝4時に出発するなどしていましたが、今では自宅から1時間も走ればツーリングコースに到着します。当日の気分で気軽にツーリングに出掛けられるのが最高ですね。

中島:私はよく諏訪湖を散歩したり、高台に行って星空を眺めたり、この土地ならではの自然を楽しんでいます。仕事帰りでもふらっと自然を満喫できるので、リフレッシュがしやすいです。

また、移住を機にキャンプや登山などアウトドアを楽しむようになりました。「長野に住むからこそできることをやろう」という思いからです。オンシーズンには毎月のようにキャンプに行っていますし、テニスやゴルフもよくやりますね。週末の充実度が、以前よりぐっと増したように思います。

最後に、信州で働く魅力をお聞かせください。

中島:東京にいるのと変わらない仕事をし、それでいて自然のなかで季節の移ろいを感じながら、心のバランスを保ってストレスフリーで働くことができています。仕事で何か息詰まることがあっても、オフィスの周りを散歩するだけで新しいアイデアが浮かんできたりするものです。

こうした環境なので、エプソン社員の多くが心に余裕を持って働いているように感じます。それが、人に寄り添うやさしさや、たとえ失敗しても「次にどう生かすか」と前向きな行動につなげられる組織カルチャーをつくり上げているのだと思います。

須藤:私も同感です。信州は本当に住みやすいエリアですし、その上で仕事は海外の販売会社とコミュニーションをとったり海外拠点へ出張したりと非常にグローバルで、毎日が充実しています。大学時代からの「グローバルな仕事に携わりたい」という夢がかない、とても満足しています。

出典:ビズリーチ 公募ページ「セイコーエプソン株式会社」(2024年7月11日公開)より転載