各製品のファームウェア、ドライバ、ユーティリティソフト、アプリケーションソフトの開発・設計等を行います。また、次世代の通信・ネットワークに対応するシステム開発や、インターネットサービスやビッグデータを活用した分析支援を行います。

ソフト設計はモノづくりの流れのどこを担う?

他部署との関わりについて

戦略/企画/営業部門からの要求に対して、要求分析・仕様検討、設計、コーディング、テストまで全ての開発プロセスを担い、お客様価値を提供するためのソフトウェア機能やハードウェア制御を実現します。

ファームウェア開発の役割について

ファームウェアとは?

コンピュータや電子機器、精密機器などハードウェアに内蔵される組込みソフトウェアの一種で、製品自体の駆動制御やソフトウェア機能、GUIなどをつかさどるもの。

ファームウェア開発の一連の流れ

社内におけるファームウェア開発の流れの一例です。デザインレビュー(DR)の開発プロセスの中で、ウォーターフォールモデルと呼ばれる形式で開発が進められます。開発過程においては社内外さまざまな関係者とのコミュニケーションをとり、品質の高い製品開発を行っています。

ファームウェア開発の仕事
3つの魅力

Point.1

若手も製品の企画段階から
参画できる

エプソンのファームウェアエンジニアは若手も、製品企画の初期段階から要求分析・設計・コーディング・テストまでを自社内で一貫して担当します。設計の自由度も高く、自分の提案がそのまま製品に反映されるおもしろさがあります。

Point.2

ハード×ソフトをつなぐ、
エンジニアらしい挑戦ができる

メカ駆動制御や画像処理など、複雑なハードウェア制御を実装しつつ、IoTやクラウドアプリとのつなぎ込みも担えます。ソフトだけでは終わらない、まさに“モノづくりのおもしろさ”を体感できます。

Point.3

世界中のユーザーに
直接価値を届ける
開発スケールの大きさ

エプソンの製品は世界中の学び・暮らし・産業を支えています。ファームウェア開発はその中核を担い、自分の書いたコードが国や文化を越えて使われるグローバルな影響力を実感できる仕事です。また、開発は日本だけで完結せず、海外拠点と連携して進みます。多様な価値観やニーズに触れながら製品を磨き上げる経験は、グローバルエンジニアとしての成長につながります。

アプリ開発の役割について

アプリケーションの役割とは?

スマートフォンやPCなどに搭載されている、お客様が直接触れるソフトウェアのことです。お客様と製品をつなぐインターフェースであり、使いやすさや利便性を左右する重要な存在です。ユーザー体験の質を高めるうえで、欠かせない役割を担っています。

アプリ開発の一連の流れ

アプリ開発は、企画・設計・実装・テストといった工程を経てリリースに至りますが、開発と検証を繰り返しながら進めるアジャイル開発の要素を取り入れています。各フェーズで得られた知見や課題を次のサイクルに反映し、継続的に改善を重ねることで、品質とユーザー体験の向上を図っています。

※ウォーターフォール型で開発を進めるケースもあります。

アプリ開発の仕事
3つの魅力

Point.1

ユーザー視点での
開発を行いやすい

アプリはお客様が直接触れるユーザーインターフェース。自社ブランド製品のアプリ開発では、操作性や使いやすさへの評価が、フィードバックとして市場から直接返ってきます。自分の考えた仕様がユーザー体験を変える手応えを感じられるのが大きな魅力です。

Point.2

改善提案をしやすく、
考えたアイデアが採用されやすい

「文言や見た目はこうしたほうがよいんじゃないか?」といった提案に対してデザインチームやファームウェアチームが前向きに捉えてもらえることが多く、自分の考えたものが形になり動く喜びが得られます。

Point.3

ソフトウェアエンジニアとして、
幅広い専門性が身に付く

モバイル/PCアプリ開発スキルだけでなく、ハードウェア制御、クラウド・ネットワーク連携の知識、品質・セキュリティ・保守性を意識した設計力など、エンジニアとして幅広く、長く活躍できる技術基盤が身につきます。

AIアルゴリズム開発の役割について

AIアルゴリズム開発とは?

データとAIを組み合わせて新たな価値を生み出すソフトウェア開発のこと。画像や動画や検索結果など、世の中のさまざまなデータと機械学習を組み合わせ、社内の製造工場や社外からの依頼された課題を解決するための技術開発を行います。要因分析や状態判定、行動予測、物体認識など、検証対象は多岐にわたります。

AIアルゴリズム開発の具体的仕事例

製造工程においては、人検査工程が数多くあります。一方で、目視検査の工数が大きく、検査員の育成自体に時間がかかるなどの課題も少なくありません。こうした課題を解決するためにAIを用いた官能検査プラットフォームを開発。検査機が不良候補とした製品をAIアプリケーションが再判定し、不良候補の数を少なくし、目視検査員の工数削減を実現しています。

AIアルゴリズム開発の仕事
3つの魅力

Point.1

開発した技術の
貢献度が可視化できる

AIアルゴリズム開発では、削減できた人件費や検査工数などの効果が数値として表れます。自分の技術が業務改善にどう貢献しているかを実感できます。

Point.2

最新技術に
触れる機会が多い

展示会やセミナーへの参加を通じて、最新のAI技術や業界動向を学べます。得た知識をもとに、自分なりの方法で試行錯誤できる環境です。

Point.3

社内研修や
勉強会が多い

部内ローテーションも推奨されており、幅広い知見を得ることができます。そのための社内研修や勉強会が充実しており、新しい知識や技術を学びやすい環境です。

どんなスキルが身に付く?

社員のキャリア事例を紹介

製品セキュリティの最前線で、
国際規格対応と開発プロセス構築をリード。

MS企画設計部
2016年入社
電子情報工学科卒

Y.K.

入社後のキャリア

  • 2016年~2018年:大判プリンターの通信ファームウェア評価・実装
  • 2018年~2021年:レシートプリンターの通信ファームウェア 要求分析/設計/評価
  • 2021年~現在:産業用ロボットのサイバーセキュリティ対応推進

現在の仕事内容は?

産業用ロボット製品のセキュリティ担当として、製品のセキュリティリスクアセスメントを実施し、要求仕様の整理・文書化から、脅威を踏まえた構想・アーキテクチャ設計まで一貫して推進しています。また、世界各国のサイバーセキュリティ関連法規制を読み解き、法令適合に向けた製品への対応策検討を行うなど、事業部内の対応をサブリーダーとして推進しています。
さらに、国際規格の第三者認証取得・維持更新に向けて、セキュア開発プロセスの構築や運用改善、社内ルール整備や啓発活動もリーダーとして推進。脆弱性に関する問い合わせ対応や影響調査、是正計画の策定・実装支援、関係部門との調整も主導しています。

仕事で得られたスキルや経験について

各国法規制によりセキュア開発プロセスへの要求が高まる中、国際規格(IEC 62443-4-1)の第三者認証取得を推進してきました。規格要求を読み解き、現状とのギャップ分析を行った上で、要求を満たす開発プロセスを社内で設計し、基準として文書化しました。認証機関の監査では、基準の提出や不適合への修正対応も担当しています。
また、製品開発関係者(部課長含む)に対して製品セキュリティの基礎教育を実施し、組織全体の理解向上にも貢献しました。社内に知見が少ない領域では外部専門家と協働し、得た知見を社内標準へ落とし込むことで、技術を実運用できる形に具体化する力と、関係者を巻き込みながら推進する調整力を養うことができました。