Interview
社員インタビュー
データ活用の
プラットフォームを整え、
エプソンのDXを
前進させる。
Y.T.
情報システム(DX)推進
2019年新卒入社
理学部 情報数理学科
- 入社動機
ものづくりを通じて人々の生活を快適にできるメーカーを中心に就職活動。海外で活躍できるかどうかも重視していた。エプソンはこれらを満たすうえ、福利厚生が充実しており、ワークライフバランスが取りやすいことも魅力だった。
01
グループを、
データでひとつにする。
エプソンのDX推進に大きく関わっていますね。
エプソンにおけるDX推進の大きなテーマとして、バリューチェーンに関するデータの素早い利活用があります。そのためのプラットフォームを整備することで、業務オペレーションの最適化や、経営層の意思決定を支援するダッシュボードの構築へとつなげていきたい。その中で私が取り組んでいるのは、AWS(Amazon Web Services)やGCP(Google Cloud Platform)を駆使したグループ統合データベースの構築です。また、データマネジメント活動の一環として、データカタログへのメタデータ連携機能の保守・運営、品質チェックを行っています。
かなり専門的な仕事ですが、どんな研修を経て就いたのですか。
入社して最初の1年が研修期間でしたが、いまの業務に直結するものとしてはC言語をはじめとするプログラミング開発の基礎を学ぶソフト研修がありました。ただ、研修期間の中では決して専門的なところだけを学んだわけではないんです。たとえば、腕時計の分解・組立研修や、年賀状作成アプリの品質保証も研修の一環として行いました。研修全体を通じて、エプソンという企業の基礎や仕事をやっていくうえでの基盤をしっかり身につけた感覚ですね。手厚く育ててもらえて、感謝しています。
02
新たなデータ連携の導入を、
主担当として推進。
入社以来、いちばん印象に残っている仕事を教えてください。
AWSのサービスに「AppFlow」があります。SaaSアプリケーションとAWSサービスとの間でデータを転送できるというものですが、その導入を主担当として手がけました。具体的には、Salesforceの顧客管理システム内にあるデータを、DIP(Data Integrated Platform:データ統合基盤)へと連携するという仕事内容です。もともとエプソンのDIPはAWSとGCPを組み合わせてつくられていたので相性もよく、連携のための操作もシンプルで、安全性も高いという数々のメリットがありました。
その仕事の難しさはどんなところですか。
これは少し特殊な例ですが、私は入社3年目に配置転換があり、そこではじめて本格的にDIPに触れました。その年の冬、主担当として抜擢されたんです。顧客管理システムの担当部署が作成した仕様書をベースに進めたのですが、作業スピードや他部門との調整など、最初はなかなか感覚がつかめずに苦労しましたね。約1年後、運用開始を迎えられた時はホッとしました。
03
柔軟なワークスタイルで、
エプソンの発展を支える
エプソンでDX推進に携わる面白さは何ですか。
エプソンのDX基盤整備は、進行中の段階です。区切りがつくまでもう少しかかると思いますが、その暁には、さまざまな面でいい影響を会社にもたらすことができます。エプソンという大きな会社の発展を支えていることが面白さに結びついていると思います。個人的には、AWSをはじめとする最先端のクラウドサービスに触れられることも刺激的ですね。
ワークスタイルについては、どんな魅力を感じていますか。
私の部署の場合、出社は週2回程度。顔をあわせる機会は多くないにも関わらず、Teamsなどのツールを活用して、風通しのいいチームワークができています。先輩たちも積極的にサポートしてくれますし、もしインシデントが発生しても、すぐにコミュニケーションを取り合い、早急に対応できる体制が整っています。それに、有休も取りやすく申請が断られたことは一度もありません。そういったところも、仕事への打ち込みやすさにつながっているのではないでしょうか。
エプソンで今後挑みたいことは?
今後は、クラウド技術によるイノベーションを追求して新たなビジネスモデルの確立や、社内外で収集したデータを活用してお客さまや社内の問題解決を支援していく業務に挑みたいと考えています。そうした挑戦を通じてエプソンの価値をさらに高めていきたいです。
One Day Schedule
1日のスケジュール例
- 8:00
-
- 始業(在宅勤務)
- PCを起動し、この日の予定とメール・チャットの確認。
- 9:00
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- 朝会
- DIPチーム宛に届いている問い合わせを共有し、対応を確認。
- 9:15
-
- プログラム
- プログラムの作成とAWSへのアップロードなどを行う。
- 12:30
-
- ランチ
- 家にいる時は妻と食事。
- 13:30
-
- デスクワーク
- 担当しているテーマについての各種対応。
- 16:30
-
- 定例会
- システム改修の進捗確認、先輩社員とのプログラムのレビューなど。
- 18:00
-
- 終業
- パソコンを閉じたら業務終了。時間に余裕があれば、ゴルフの打ちっぱなしへ。
Off Style
オフの過ごし方
地元の友人に誘われて始めたゴルフは、楽しめるコミュニケーションツールとしても活用しています。また、軽井沢のアウトレットまで足を伸ばしてのショッピングや、スマホゲームをきっかけにハマった麻雀を妻と楽しむことも。近々家が建つ予定なので、その準備も進めています。