Interview
社員インタビュー
生産拠点と販売会社をつなぎ、
常に適時適量の供給を実現する。
S.M.
プリンター生産管理・調達
2017年入社
外国語学部 ポルトガル語学科
- 入社動機
地元の長野県で英語を活かした仕事がしたい。その思いにマッチしたのが当社。製造・販売拠点ともに海外比率が高いエプソンなら、高確率で英語を使った業務ができる。また、長く働くことを前提に、将来の生活や子育て等を考えて、居心地の良い長野県へのUターンを決めた。
01
英語を活かし、海外とやりとりがしたい。
そう思い描いた通りの仕事を実現。
入社後、ご自身が思い描いた仕事ができていますか?
はい。自分の希望通り、海外の工場や販売会社とやりとりを行う生産管理部門に配属され、毎日のように英語を使っています。ほとんどメールのやりとりですが、テキストベースでも相手の人となりが感じられますし、それぞれの工場や販売会社の生産状況や売上状況から、それぞれの国の最新の状況がわかるのも面白いですね。
グローバル展開しているエプソンの強みを感じることはありますか?
やはり、生産拠点、販売拠点が全世界にあることですね。たとえば、万が一どこかの国で災害や事故、あるいは大不況など不測の事態が起きても、別の国で補うといったアプローチを取ることもできます。このようにあらゆる物事をグローバル視点で調整できるところに強みを感じます。
02
経験を積めば積むほど、
調整能力が身につき、成長を実感。
これまでで印象に残っている仕事について教えてください。
新製品の立ち上げに関わるときは毎回、非常に苦戦し、毎回、印象深いです。企画設計部門が組んだ新製品の発売までの日程に合わせて一度は供給計画を立てるのですが、大抵は当初の予定通りにはいきません。市場に売り出すことができる品質になるまでには想定外の品質問題が起き、対策立案・実行を繰り返すからです。それに伴い、立てた供給計画から出来る限り遅延しないように関係部門と対策の進捗を確認したり、日程の変更が発生する度に供給計画の見直しを行い販売会社に販売開始時期の調整を依頼したりしています。販売側・製造側両方の状況を知る生産管理だからこその腕の見せ所となります。
供給計画の見直しには具体的にどう対応するのですか?
製造現地法人の生産能力には限りがあるため、技術部門や製造現地法人と生産能力のすり合わせをした上で、その数の中で各販売会社への製品の割り振りを営業部門と相談しながら決め、供給計画を作ります。関係者との連携の場が多くなり、よりコミュニケーション能力の巧拙が問われます。経験を重ねれば重ねるほど、どのタイミングでどの関係者とどんな情報のやりとりをすればうまくいくかがわかってくる。そのなかで関係者を巻き込んで調整する能力が身についていくことに手応えを感じます。
03
今とは違う業務も経験し、
自分の仕事の幅を広げたい。
現在、取り組んでいる仕事はなんですか?
プロが仕事で使う商業・産業系プリンターを担当しています。大きなポスターや看板の作成、図面作成、高画質の写真印刷、Tシャツや小物への印刷など様々な用途に合わせそれぞれ対応した機種があります。以前担当していた家庭用インクジェットプリンターとの違いは、一台が高額で、一台一台に重みがあること。また、組み立て難易度が高いため、品質問題の難易度もあがること。それにより需給調整の仕方も違ってくるので、苦労するなかで調整能力の幅が広がるのではないかなと思います。
今後の目標を教えてください。
自分は今の仕事に向いているなと感じているので、視野を広げながらも、生産管理の仕事を極めていければと考えています。そのために、別のジャンルの製品の需給調整業務や、生産管理と関わりの強い調達部門や物流部門などで経験を積みたいとも思っています。
エプソンで今後挑みたいことは?
分からないこと、迷うことがある時に、「この人に聞けば分かる」「この人に相談したい」と思われる人になりたいです。生産管理全般の知見を深め、スキルを磨くだけではなく、相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションスキルも身に付けたいと思っています。
One Day Schedule
1日のスケジュール例
- 8:45
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- 出社・朝会
- チームで一人一人が本日行う業務の確認。連絡事項の共有を行う。
- 9:00
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- メールチェック
- 国内外の関係者からのメールをチェックし返信する。1日の業務の優先順位づけを行う。
- 9:30
-
- デスクワーク
- 供給計画作成業務を行う。
- 11:00
-
- 会議
- 技術や品質保証部など関連部署との会議にて、新製品の生産の進捗を確認。
- 12:00
-
- 昼食
- 社員食堂でランチ。お気に入りは魚の定食。
- 13:00
-
- フォロー業務
- 生産・出荷進捗フォロー業務を行う。
- 15:00
-
- デスクワーク
- 再び、供給計画作成業務を行う。
- 17:45
-
- 帰宅
Off Style
オフの過ごし方
毎週土曜は、市民吹奏楽団でクラリネットを吹いています。年2回ある演奏会に向けて練習しています。中学からずっとやっているクラリネットは生涯の趣味。最高のリフレッシュになります。また日曜は近くの観光スポットに出かけることが多いです。